1951-02-20 第10回国会 参議院 通商産業委員会 第10号
沿岸における汽船輸送力でございますが、丁度今のところ需要と船腹とが一ぱい一ぱいに見合つているところがあると思います。大体沿岸に動いておりますのが約八百万重量トンで一月に運びましたトン数が百六十万トン余り、丁度八十万重量トンの船がフルに稼動して運ぶ量であります。
沿岸における汽船輸送力でございますが、丁度今のところ需要と船腹とが一ぱい一ぱいに見合つているところがあると思います。大体沿岸に動いておりますのが約八百万重量トンで一月に運びましたトン数が百六十万トン余り、丁度八十万重量トンの船がフルに稼動して運ぶ量であります。
去年の五月、六月ころには、内航汽船輸送量は約百万トンでございましたが、現在は百五十万トン程度になつております。それだけの輸送量の増加があり、従つて船は金稼働の状態にございます。ところが最近やや本船の船まわりも悪いのではないかというふうにいわれるようになつたのでございます。
○岡田説明員 十月から十二月までの第三、四半期の油の割当につきましては、例の近畿を襲いました風水害によりまして、大阪、神戸港のはしけその他荷役設備が、非常な災害をこうむつて汽船輸送が円滑に行かない。従つてこれにかわるべきものとして機帆船を使いたいというので、特別措置として毎月千二百キロリツトルの割当があつたのでございます。しかしその後におきまして鉄道輸送の方も相当逼迫を告げております。
○馬屋原証人 これは大体汽船輸送にするか、機帆船輸送にするか、貸車輸送にするかについてはそれぞれ資源庁と、海については海運総局と打合せして、安本の承認を得られて計画が立つわけです。その計画に基いて、公団は実行機関として遂行することになつております。
尚ついでに岡田さんにちよつと伺つて置きたいと思うのですが、先だつて頂きました資料の中で、さつきもお話がありましたが、昭和二十三年度における汽船輸送計画は、千四百八十万トン、内航が千二百十万トン、外航が二百七十万トン、こういうふうな数字が出ておるのですが、外航の占める割合が極めて少いこの資料によりますと、昨年からペルシア湾の油の積み取りでありますとか、フイリツピンの鉱石、或いはインド炭の積取りなどで外航
汽船と機帆船と比較いたしますると、大体七割程度が石炭も入れまして機帆船の輸送で、三割程度が汽船輸送であります。汽船は非常に大量の物を運びますが、日本の産業から見ましたら、それ程大きな産業は汽船で運ぶ程度のものは余りない、数える程しかないということになると思います。
本年度の汽船輸送の目標は千四百八十万トンでございましたが、しばしばの爭議に拘わりませず、一月末におきまして、すでにその九〇%を達成いたしまして、今年は計画を少なくとも五%乃至十%を上廻る成績で行けるのではないかと見ておるのであります。
先ほど申し上げたように、まだ滯貨が相當あるのでございますから、その滯貨を、とにかく鐡道輸送なり、あるいは汽船輸送によつて消費地に早く持つてくる。これには運輸省その他の方面の御協力を得てやるのが當面の問題を解決するのに、一番緊要な問題だろうと思つております。